3月8日(日)、美馬市「ADLIV」にて、地域おこし協力隊交流会を開催しました。

会場のADLIVは、老舗印刷会社の工場をリノベーションした施設。
ホステル機能に加え、コワーキングスペースも備えた、さまざまな人が行き交う“コリビングスペース”です。

TSUGITEの交流会では、こうした地域の魅力ある場所を会場として選ぶことも大切にしています。
今回も、参加者同士の会話が自然と生まれるような心地よい空間の中で、交流会がスタートしました。
地元の素材から生まれた「ふっかるコーラ」
午前は、「ふっかるコーラ」を手がける西岡さんによる活動紹介。

ふっかるコーラは、美馬地域の素材を使って生まれたクラフトコーラです。
強い辛味と甘みを持つ「みまから唐辛子」、木屋平で採れる香り豊かな山椒、徳島では欠かせないすだちなど、地域の食材を組み合わせて作られています。
活動をしているのは、美馬市出身の西岡さんと河野さん。
大学進学をきっかけに県外へ出たことで、改めて地元の魅力に気づいたといいます。
「人と人が出会う“ハコ”をつくりたい」
学生が勉強できて、子ども連れの家族がゆっくり過ごせて、観光客が地域を知るきっかけになる場所。
そんな拠点をいつかつくりたいという思いから、まずはその“看板メニュー”となる飲み物としてクラフトコーラの開発に取り組みました。
「ふっかる」は、“フットワークが軽い”という言葉から。
「まずはやってみる」という姿勢を大切にする二人の想いが、名前にも込められています。
当日は、商品コンセプトやレシピ開発の裏側、活動を始めた経緯、販売開始までの歩みや事業開始後などについて紹介いただきました。
地域への想いと行動力に、参加者にとっても多くの学びと刺激のある時間となりました。

「ふっかるコーラ」の出店情報等はこちら。
食材から考える「地域でつくりたいもの」
午後は、阿南市地域おこし協力隊の中村真緒さんを講師に迎え、
「徳島でこんなものを作れたらいいな!」をテーマにグループワークを行いました。

調理師・栄養士の資格を持ち、飲食店での接客や調理、マネジメントの経験もある中村さん。
今回のワークでは、参加者それぞれが「推したい食材」を挙げ、その理由や魅力を掘り下げていくところからスタートしました。
なぜその食材が好きなのか。
どんなところに可能性を感じているのか。
参加者同士で意見を交わしながら、食材の栄養や特性、調理方法なども踏まえてメニューを考えていきます。
このプロセスは、食に限らず、事業を考える際のコンセプトづくりにも通じるものです。
「何を大切にするのか」「どこに軸を置くのか」を見つめ直す、ヒントの多い時間となりました。
ワークで挙がった食材は、地域の特産品だけでなく、
「よくおすそ分けでもらうけれど、どう使うか悩む食材」なども。
農業経験者や食品加工に携わっていた参加者もおり、
一つの食材をきっかけにさまざまな視点が飛び交う、学びの多いグループワークとなりました。

中村さんは3月末に協力隊を卒業し、4月から阿南市にて飲食店をオープンします。
お近くの方はぜひ足を運んでみてください。
今年度、TSUGITEが企画する交流会は、この西部交流会で一区切りとなります。

来年度も、徳島県内の地域おこし協力隊や地域で活動する方々にとって、
学びやつながりが生まれる場をつくっていきたいと考えています。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

